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HEADLINE第５４回香川県身体障害者福祉大会開催

大会宣言（骨子）

　障害者差別解消法が改正され、事業者に対して、障害を理由とする不当な差別的扱いの禁止に加え、令和６年４月からは、｢障害者への合理的配慮の提供｣すなわち｢障害者の活動を妨げる社会的なバリアを取り除くために必要かつ合理的な配慮を講ずること｣が義務化されます。
　障害を理由とする差別の一層の解消を図るため、法の円滑な運営に向けては、行政による広報・啓発の徹底はもとより、我われ一人ひとりがしっかりと意識をもってその発信者となり、社会全体の理解を深めていく必要があります。
　当連合会は、設立以来、障害者の自立と社会参加の促進を目指して活動してきたところであり、今後とも、障害の有無にかかわらず、誰もが互いに人格と個性を尊重しあいながら共生できる地域社会が実現されるよう、行政と連携して、努力していかなければなりません。
　本日、県内各地から、身障害者及び関係者役三百人が一堂に会し、ここ｢丸亀市綾歌総合文化会館アイレックス｣において、第５４回香川県身体障害者福祉大会を開催できたことは誠に意義深いことであり、大会開催に当たり、関係機関、関係団体からお寄せいただいたご支援とご協力に対し、熱くお礼を申し上げます。
　私たちは、この大会を契機とし、改めて、会員の力を結束し、全ての県民が相互に支え合いながら共に生き生きと暮らせる郷土の実現を目指し、一致団結して力強く行動することを誓い、ここに宣言します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和５年1２月８日

大会決議

一、身体障害者団体が今後も公益活動を継続できるよう、支援を要望する。

一、より積極的な障害者雇用を要望する。

一、災害時における障害者等の避難行動要支援者対策の早急な対応を要望する。

一、身体障害者スポーツへの積極的な助成を要望する。

一、身体障害者の社会参加促進のため、移動に対する助成の拡充を要望する。

一、障害者を対象とする医療費助成制度の拡充を要望する。

一、事業者による障害者への合理的配慮の提供の義務化について広報・啓発の
　　徹底を要望する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和５年12月８日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　